お金があれば幸せって言う人がいるけどお金ってなに?

お金があれば人生幸せになると考える人が多くいるが、

お金とはそもそもなんだろうか。


そもそもなぜお金ができたのかというと、お金がなかった時代、つまり食べ物が物々交換によって行われていた時代に生物だと保存がきかないのでそれを不便に感じだ人が作り出した。

 

例えば、漁師が服を欲していた場合、その場ですぐに魚を服に交換出来ればいいのだが、服屋さんが魚ではなくて野菜が欲しい時は、漁師は自分のとってきた魚を野菜に交換してきて、それを服屋さんに持っていき、やっと交換出来る。

 

それがスムーズに出来ればいいが、魚も野菜も生物なので、その時に欲しがっている人がいなければ腐ってしまう。

 

また、小魚や葉物野菜ならまだしも、大きな魚や、根菜ばかりになると量が重なって持ち運びにも不便。

 

そんな不便を解消すべく、中国の内陸では、魚や野菜を一旦貝殻に交換して、それをいつでも服に交換出来る様にした。

 

中国の内陸では貝殻を珍しいもので皆が簡単に手に入れられるものではなかった。

 

これがお金の始まりだと言われている。

 

要するに、お金とはそもそも自分の生み出した価値を一旦保存しているだけで、それ自体にはなんの価値もない。

 

1万円札は紙自体には何の価値もないわけで、その紙をみんなが一定の価値のあるものとして認識していることによって初めてその交換ができるわけ。

 

ってことは、お金があれば幸せだと考える人がいるわけだが、そのお金っていうのは事前に何らかの価値を生み出していることによってお金が手に入るわけだから、お金がある人が幸せなのではなくて、お金を得る為に多くの価値を生み出せる人が結果的に幸せになるという方が正しい。

 

何となく生きていると目の前のお金に執着してしがちだが、お金の本質を考えると、お金に執着することとは、ただ、紙切れにしがみついているだけであり、意味がない。

 

お金に執着するのであれば、お金を得る為に何らかの価値を生み出すことに視線を合わせたほうが建設的なわけ。

 

お金がある人は幸せに見えるのは、それなりの価値を皆にもたらし、皆を幸せにしている結果、その人が幸せになっているだけ。

 

それがお金の本質。

 

この記事が為になったという人は、下のボタンをポチッとして見てください。